第二章における戦の展開図とか作ってみました。
わたしが自分で頭の中を整頓するために書いたっていうのが一番の理由なんですが、
こんなんで分かりますでしょうか。



布陣は簡単にこんな感じ。
本條と飛田の戦だから、神宮は後ろの方で補助って感じ。
本條の伏兵が飛田の後ろから攻撃。
飛田は挟み撃ちにあいます。
前後から押されて苦しいよ〜っという感じで横に広がってます。
飛田家は、圧されてると見せかけて広がりつつ、本條の本陣を包囲しています。
神宮家はこの間に、本條を見捨てる決定を下し、神宮の方まで伸びてきた飛田に応戦しつつ、後ろへ後退しています。


飛田家は、さらに圧された形をとって、左右二手に分かれ、本條と神宮をはさみこみます。その間に、神宮は「軍の半分が逃げ遅れた」という体裁をとって、軍が二手に分かれ、片方は軍を離脱しました。
飛田家は逃げた神宮の軍を追うのに多少迷いを見せます。
この時点で、神宮としては、飛田を突破して逃げるのは難しいことではないという判断だったのですが。
逃げようとする神宮の軍に、見捨てられるのを怖れた本條家が食いついてきまして、本條と神宮の軍が入り乱れてしまいました。その間に、完全に飛田に包囲されています。軍の中ほどにいた紅巴はとりあえず場をもたせようとしますが、飛田の軍が、神宮と本條へむけて弓で攻撃してきます。その場は乱戦状態で、三軍が入り乱れていたので飛田の軍にも損傷が出ました。
その場は混乱しますが、紅巴が前もって支持していた通り先に逃げた神宮の軍が戻ってきて、飛田を攻撃、その方向へ向けて、包囲されていた神宮の軍も突破のために再度攻撃を開始します。
ここで神宮家は、逆に場の混乱を利用して味方と合流をするわけですが……。


さて、ここで
「飛田家は、先に逃げた神宮の軍のことは、警戒していなかったのか?」
という疑問が発生しますね;

「撤退の際は、殿軍をは撒き餌のように見捨てられるような形になってしまうのが定石。
普通逃げた軍は戻ってこない」
という風に考えてくだされば…(苦)。


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