神宮紅巴と山吹姫 1.お二人のお名前と小説の題名、カテゴリをどうぞ。 紅巴「神宮紅巴です。小説は「過ぐる季節を君と」、カテゴリは一応時代小説? 架空史というか、考え方によっては異世界ファンタジー」 山吹「鷲頭の山吹です。あとはほんの少しだけ恋愛含む……と言ってしまって良いのでしょうか」 2.お二人の知り合った経緯、元々の関係は? 紅巴「おや、ちょっと困ったな」 山吹「困りましたね。知り合った経緯と言うと少し微妙なのですが、以前からお名前は存じ上げておりましたし」 紅巴「僕も情報としてお名前だけは。元々は、隣国の領主の子どもである、というだけの関係かな」 3.お二人の年の差、身長の差はどのくらいですか? 紅巴「年齢差は、僕が17で姫が15だから、2歳違いだね」 山吹「身長の差は、あまりはっきりと気にしたことがありませんが、紅巴様は背がお高くていらっしゃいます。わたくしは小柄な方だと思いますわ」 4.それぞれ第一印象を教えてください。 山吹「お優しそうな方だと思いました」 紅巴「ぼくも同じかな。おっとりした方だなと思いました。それから、言動がとてもかわいらしいと思いました」 山吹「まあ……ちょっと恥ずかしいです」 5.告白したのはどちらですか? どんなセリフでしたか? 紅巴「これも、少し難しいですね。ここで言ってしまってはだいぶネタばれになってしまうので、ここは口を閉ざしておきましょうか」 山吹「そうですわね」 6.それを言った時のお気持ち、聞いた時のお気持ちは? 紅巴「これも、できれば読み取っていただきたいところだけど。ぼくはとても申し訳なく、でも大切で、とても歯切れ悪くて、みっともない思いもありました。自分の未熟さが悔しかった。一口で言い切れないなあ」 山吹「わたくしは、少し悲しかったけれども、とても嬉しく思いました。それ以上のところは、やはり読み取っていただきたいと思います」 7.ぶっちゃけ、他に一番好きな人がいたりしませんか? 紅巴「おや、これも困りましたね……。ぼくは、神宮の家が大事だから、あまりそういった方向に目が行かなくて。ということにしておいてもらっていいかな」 山吹「お互いに政略結婚ですもの。いろいろとありますわ。ではここは秘密ということで」 8.彼、彼女の性格で好きなところはどこですか? 紅巴「裏表なく一生懸命なところかな」 山吹「とてもお優しいです」 9.彼、彼女の性格で嫌いなところはどこですか? 紅巴「わがままを言ってもいいのに、と思うことがあります」 山吹「もっと構っていただけたら嬉しいのに、と思います」 10.彼、彼女の外見(仕草や癖を含め)で好き嫌いはありますか? 紅巴「ぼくはあまり外見は気にしないから、なんとも言えないな」 山吹「お忙しくていらっしゃるから、一緒にいられる時間も多いとは言えませんので、仕草や癖までにはまだ気がつかないところが多くて」 紅巴「すみません、ぼくももっと気をつけます」 山吹「お気になさらないでください。わたくしは、紅巴様の外見はとても好きですわ。内面が現れたような穏やかな外見でいらっしゃいますもの」 11.お互いの理想には近いですか、遠いですか? 紅巴「近いです。外見の理想というのはないのですが、内面が」 山吹「あまり武士という感じではいらっしゃらないので、想像していた方とは雰囲気が違いますけれど、わたくしも特に理想というものがあったわけではないので。鈍いものですから、あまり怒りっぽくない人だといいなと思っていたので、それはとても理想にぴったりでした」 12.お付き合いはどのくらい続いていますか? 紅巴「物語終了時では、半年くらいでしたか」 山吹「今の暦で春から秋にかけてですね」 13.初デートはどこでしたか? どうでした? 紅巴「桜花城下を一緒に散策したのがはじめてかな?」 山吹「樺衣も一緒でしたけど。ふたりきりで出かけるという機会はあまりありませんから、ちょっと難しいですね」 紅巴「そうだね。出かけるのを気づかれると、父上たちもついてくるし。秋に出かけたのがもしかしたら初かな?」 14.初キスはどこでですか? どうでした? 紅巴「桜花城で。祝言の後でした」 山吹「緊張していてあまり覚えていません」 15.ぶっちゃけどこまで行ってますか? 山吹「これはちょっと(笑)」 紅巴「夫婦ですからね」 16.一番心に残っているプレゼントは何ですか? 紅巴「残念ながら作中プレゼントは出てきませんね」 山吹「でも、気を遣ってくださる方なので、何かといろいろいただきました」 17.恋愛と結婚は同じ線の上にありますか? 紅巴「そうであればいいと思うけど、ぼくらの時代、ぼくらの身分ではそういうわけにはいかないので」 山吹「一緒に過ごしていくうちに、大切な人になればいいなと思います」 18.お二人の結婚はいつ頃がベストだと思いますか? 紅巴「結婚が出会いなので何とも言えないなあ」 山吹「そうですね」 19.子供は男女何人欲しいですか? 紅巴「後継ぎ問題が片付くまでは、子どもは考えていません。特に男の子は」 山吹「難しい問題がつきまとわなければ、どちらでも子どもがほしいなとは思います」 20.お互いのプライベートは守られていますか? 山吹「わたくし、あまり紅巴さまの普段の姿を知りませんわ(笑)」 紅巴「秘密主義というわけでもないんだけどな(笑)。政務の手助けをして勉強をしていることが多いから」 山吹「言い切ってしまうと、この時代は、女性の方も実家と言う後ろ盾があるので、婚家に何もかもを仕切られるわけではありませんし、多少なりとプライベートを保つことはできます」 21.どんな喧嘩をしますか? 喧嘩をしたらどうしますか? 紅巴「喧嘩は、してしまったらとても深刻になるので、なるべく避けたいです」 山吹「お怒りになることがないので、喧嘩と言っても、わたくしがすねて終わるくらいでしょうか」 22.彼、彼女はモテますか? 山吹「読み手の方にはとてもモテていらっしゃいます(笑)」 紅巴「臣下にはモテてないけどね(笑)。女性にはどうかな」 山吹「とてもお優しいから、侍女たちにも人気があるのは確かです」 紅巴「そうだったんだ。姫もうちの家族にはとてもモテています」 山吹「まあ、ありがとうございます(笑)」 23.どこからが浮気だと思いますか? 紅巴「うーん、あまり考えたことないけど、関係を持ったら、かな」 山吹「わたくしもあまり考えたことはありません」 24.浮気をされたらどうしますか? 紅巴「とても困ります。政略結婚なので、それも仕方ないかとは思うのですが、いろいろと政治的にも問題が出てくるので。ぼくはできればあまり厳しい行動にはしたくないし」 山吹「この回答でもわかりますが、感情よりも理性の方なので、浮気はあまり想像ができません(笑)。でも、されたとしたならば出来心などということはありえないと思いますので、わたくしが何を言うことでもないかと思います……。多妻があたりまえの時代ですし」 25.別れを考えたことはありますか? 紅巴「ありません。政治的な問題が動かない限りは」 山吹「わたくしも、好き嫌いの感情からは、考えたことはありません」 26.死に別れてしまったらどうしますか? 紅巴「残された場合、で答えればいいのかな。後継ぎ問題がからむので、本当はあまり結婚に乗り気でなかったのもあるし、多分結婚しないと思います。情勢次第なので、言い切れないけど」 山吹「体が弱くていらっしゃるので、寝込んでおられるのを見ると不安にはなります。わたくしたちの場合は、政治問題があるので感情では動きづらいですが、神宮の弟君とご結婚することになるのか、実家に戻ることになるのか、その後のことはあまり考えたくない問題です……」 27.生まれ変わっても一緒になりたいですか? 紅巴「生まれ変わったら、家の問題に拘束されることもないので、自由に好きな相手と一緒になってほしいと思います」 山吹「ほら、そうやって逃げておしまいになる(笑)。平和な時代で出会ったらお互いにどう思うのかしら、というのはとても興味があります」 28.何か一つ思い出を語ってください。 紅巴「作中ではあまりはっきり書かれていないけど、いろいろでかけましたね」 山吹「実家ではあまり外に出ることがなかったので、とても楽しかったですわ。それに、お部屋で一緒に過ごしただけで大切な思い出です」 29.お互いに、愛をささやいてください。 紅巴「いつも何かと不安にさせてしまってすみません」 山吹「いえ、わたくしこそ何のお役にも立てなくて」 紅巴「あれ、困ったな、愛の言葉になりませんね(笑)。できる限り、ずっと大事にします」 山吹「こういう場の冗談でも、できる限り、なんて条件つけてこと言ってしまわれるんだから(笑)」 30.最後まで読んでくださった方にひとことどうぞ。 紅巴「手間を取ってくださってありがとうございました。カップルと言っていい関係じゃないかもしれないので、おもしろくなかったらすみません。言われてしまいましたが、ぼくはかなり理性的な人間らしいし、らぶらぶ発言には遠かったのではないかと(笑)」 山吹「もし作品を未読の方がいらっしゃったら是非お読みいただけたら嬉しいです。宣伝してしまいましたがよろしかったかしら(笑)」 配布元: Web小説カップルに30の質問 |